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宇城市三角町に高齢者総合ケアセンターをオープン
 朝日 住宅型有料老人ホームなど3事業を展開

福祉関連事業を行う樺ゥ日(宇城市三角町波多、吉田裕司社長)は12月1日、同地に住宅型有料老人ホームなど3事業を展開する高齢者総合ケアセンター「松風会(しょうふうかい)」をオープンした。
場所は宇城市道高々崎線沿い、済生会みすみ病院東側。9827uの敷地内に住宅型有料老人ホームとデイサービスセンターの2棟を建設し、デイサービスセンター内に訪問介護ステーションを設けた。総建築面積は827u。両施設は渡り廊下でつなぎ、段差をなくした全面バリアフリー構造となっている。
住宅型有料老人ホームの名称は、海風苑(かいふうえん)。木造平屋建てで建築面積は530u。居室は個室(12・83u)が18室、夫婦部屋(14・17u、トイレ付)が2室の計20室で定員は22人。居室のほかに調理室や事務室、洗濯室、ウッドデッキなどを設ける。料金は1人月額7〜9万円で、入居時の敷金、一時金は不要。介護・医療保険、オムツ代などは別途必要。入居者は要支援・介護、自立を問わない。
デイサービスセンターの名称は、春風(はるかぜ)。木造一部鉄骨造り平屋建てで建築面積は296u(うち10uは訪問介護ステーション「松風会」が利用する)。フロア内にはカラオケや健康体操、機能訓練などを行う113uの多目的広間のほかに、浴室や相談室、配膳室などを設け、ヒノキ風呂やウォーターベッド、マッサージ機3台を備えている。対象者は要介護1〜5、要支援1〜2の認定者だが、認定者以外も相談に応じるという。全職員数は13人で介護スタッフは24時間常駐する。
吉田社長は「風光明媚な高台で非常にきれいな景色を楽しむことができ、すぐ隣には済生会みすみ病院があります。3事業が一体となって安心・快適・楽しいサービスを皆さまに提供し、健康になってもらえるように日々努めていきます」と話している。
同社は今年2月に設立。資本金は50万円。今後も住宅型有料老人ホームの増築や、認知症対応型の福祉施設も新築する予定。 (堀)

週刊経済:2010年12月21日発行 No.1603

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