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大阪府に関西支店を開設
 大智グループ 全国6カ所目

土木工事業の大智梶i熊本市石原2丁目、古木幸恵社長)を核とする大智グループは12月1日、大阪府に関西支店を開設した。今年3月に開設した関東支店に続き、6カ所目の営業拠点。
場所は大阪府藤井寺市林1丁目。事務所は平屋建てで、建築面積が約100u。従業員は20人を配置する。同支店を開設し、同グループで製造・販売している地中岩盤掘削機「ランダム式サイクルハンマー」を使った基礎工事の関西圏における営業強化を狙う。
大智の古木克典会長は「来年度は東北にも支店を設け、全国的にサイクルハンマー活用の工事を中心とした営業体制が整う。当社独自の新工法を軌道に乗せ、2012年度中にはグループ全体で、売り上げ50億円を目指す」と話している。
同グループは大智ほか塗装工事業の晃栄梶A土木工事業の富総梶A建設・不動産業の渇h輝で構成しており、売上高は約30億円。県内をはじめ福岡や長崎、神奈川など全国6カ所に支店がある。「ランダム式サイクルハンマー」は、古木会長が2005年9月に開発。振動や騒音の大幅な低下を可能とし、住宅近隣部での活用が有効的とされる。 (大島)

週刊経済:2010年12月21日発行 No.1603

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