県内でのカーボン・オフセットの証明にマークを発行
　カーボン・オフセット・ネットワークくまもと

県内でカーボン・オフセットに取り組む団体でつくるカーボン・オフセット・ネットワークくまもと（事務局・熊本市桜町、ＮＰＯ法人くまもと温暖化対策センター内）は１１月末から、県内でのカーボン・オフセットに専用のマークを発行する証明制度「くまもとカーボン・オフセット・マークシステム」を開始した。
カーボン・オフセットとは、経済活動や生活によるＣＯ２の排出量を植林やクリーンエネルギーなどの活用で直接的・間接的に相殺させること。「くまもとカーボン・オフセット・マークシステム」はカーボン・オフセットの地産地消を目指したもので、仕組みがすべて県内でなされることを前提に専用のマークの使用を許可する。マークはクマをあしらったデザインで、取り組みを行った企業・個人が１年間自社商品などに活用できるようになる。カーボン・オフセット・ネットワークくまもとは、ＮＰＯ法人くまもと温暖化対策センター、一般社団法人九州カーボンネットワーク協会、�葛纉d工、ＮＰＯ法人環境技術協会の４法人で構成している。
同団体は「県内でカーボン・オフセットを行うことが、熊本の企業のステータスになり、それにより県の温暖化防止活動が促進される。是非、ご活用いただきたい」と話している。 （柳川）