０９年度法人税申告漏れ所得金額は７６億４１００万円
　熊本国税局　対前年同期比１・３％減

熊本国税局（熊本市二の丸）がまとめた２００９事務年度（０９年７月〜１０年６月）の県内法人税申告漏れ所得金額は７６億４１００万円で、対前年同期比１・３％（１億２００万円）減少した。
うち不正脱漏所得金額は１７億９６００万円で同３６・７％減。追徴税額は１５億２１００万円で同２８・２％（５億９７００万円）減少した。
実地調査件数は１５２９件で、非違のあった法人は７９・４％にあたる１２１４件、うち不正計算のあった件数は３２５件だった。不正発見割合の高い業種はトップが料理・旅館・飲食店業（不正発見割合４１・９％）、続いて運送業（同３０・４％）、建設業（同２４％）、小売業（同２１・９％）、卸売業（同２１・１％）、サービス業（同１８・９％）、製造業（同１７・２％）、金融・不動産業（１０・１％）の順となった。 （石井）