総投資額４億円かけ客室をリニューアル
　熊本ホテルキャッスル　完成予定は来年３月５日

熊本ホテルキャッスル（斉藤隆士社長）は、総投資額約４億円をかけ客室のリニューアルを実施している。完成予定は３月５日。
九州新幹線全線開業へ向けたリニューアルで、同ホテルとしては１７年ぶりの客室の改装になる。ツインおよびシングルの部屋２〜３部屋を一つに改造し４室の新しいスイートルームを造り、「ハッピーブライダルルーム」として、主に結婚式を同ホテルで挙げたカップルを対象に提供する。そのほかのタイプ部屋もすべて改装、特にエコノミーシングル４０室には大型のベッドを導入、ゆとりのある部屋のイメージを出した。リニューアルにより全１８５室から全１７９室となる。内訳はシングル７８室、ダブル１２室、ツイン７４室、セミスイート６室、スイート６室、和洋室２室、ロイヤルスイート１室。設計・施工は鹿島建設、古荘本店、美創。新スイートルームのデザインはイリア（東京都）。総工費は約４億円。完成は３月５日を予定している。
斉藤社長は「今後の競争環境で勝ち残るには思い切った投資が必要と判断した。来年からの九州新幹線開業効果をうまく取り込んでいきたい」と話している。 （安田）