ジャスコ宇土店食品売り場跡に新店舗出店
　西紅・ハローグリーン　オープンは４月中旬

食品スーパーマーケット「ハローグリーンエブリー」を展開する�叶ｼ紅・ハローグリーン（熊本市長嶺西１丁目、西村陽介社長）は、宇土市善道寺町の複合商業施設「ショッピングセンターＵＴＯ」内にあるジャスコ宇土店跡に新店舗を出店する。オープンは４月中旬の予定。
ジャスコ宇土店は１月末に閉鎖し、その１階部分の食品売り場跡に新店舗を出店するもの。同社としては６年ぶりの新規出店となる。売り場面積は約１９００�uで、同社の店作りの特徴である全国のこだわり商品やインポート商品、熊本県の特産品を融合させた商品構成に加え、地元特産品などの品ぞろえを充実させる。従業員は１００〜１２０人を予定し、ジャスコ宇土店の元従業員の受け入れも進める。初年度売上目標は１８億円。
西村社長は「宇土店は南は八代、西は天草方面の交流地点として幅広い商圏をカバーでき、当社の県南への認知度を高めるきっかけにしたい。また、宇土周辺から熊本市内に通勤する人も多いので、これまで市内の店舗を利用してくれた方の利用も見込める。さらに、近郊の富合町には九州新幹線の車両基地もあり、人口増加などのプラス要素も考えられる。このような背景から宇土市周辺には十分な顧客層があると考え出店を決めた。宇土店の開業をきっかけに三角や天草の特産品も品ぞろえに加え、そうした商品を熊本市内の店舗で取り扱うことで相乗効果も期待できる」と出店の理由を語っている。
同社は熊本市内に島崎、九品寺、近見、長嶺、健軍の５店舗を経営している。 （甲木）