みそと香辛料を使ったからしれんこんを発売
　小田商店　購入客層の拡大を図る

からしれんこん製造、販売の�鰹ｬ田商店（宇城市松橋町、小田英雄社長）は３月１２日、従来のからしではなく、みそと香辛料を使ったからしれんこんを発売した。
からしれんこんの購入層を広げるために開発したもの。みそと数種類の香辛料を混ぜたものをれんこんに詰め、表面を桃色に揚げたもの。商品名は「さくら蓮根」。価格は大が１０５０円、中が６３０円。３月１２日に熊本駅のフレスタ熊本西館にオープンした店舗「おだ商店」で販売する。現在商標登録を申請中。同社では、中小企業庁が取り組む経営革新計画承認制度において、「伝統の味辛子レンコンの新しい食べ方の提案による需要拡大」という計画内容で承認を得ており、今後も新たなからしれんこんの開発に力を入れるという。
小田社長は「和からしを使わない新たな味覚のからしれんこんが出来上がりました。若い方にも身近な食べ物として定着させたい。おみやげとしての認知度も深めていければ」と話している。
（中嶋智）