万町１丁目の町屋を改装しテナントを募集
　宮本茂弘宮本建設社長　７月末に見学会開催

熊本市中央区新町３丁目の宮本茂弘宮本建設�且ﾐ長は、同区万町１丁目の町屋を改装、７月末にも見学会を実施、入居テナントを募集する。
同町屋は、１９００年に建設された築１１２年の町屋で、通称ガンパチ屋と呼ばれる煙管（きせる）屋跡。最近では、履物店が入居していたが、移転で空き店舗になったため、売り出されたところを宮本社長が買い取り、改装を進めている。
同町屋は土蔵造りで、敷地面積１２５�u。１階が土間、８畳和室、と板間、中庭、トイレ、納戸で、床面積は８８�u。２階は１０畳と１１畳の和室で同５２�u。テナント料は月１５万７５００円、敷金は３カ月の予定。入居者の選定は、宮本社長と新町・古町町屋研究会、五福ふれあいまちづくりの会の３者で選定委員会を組織し、入居希望者を選定する予定。
宮本社長は「既に全国からもいくつか問い合わせをいただいている。日本３大煙管屋の一つと言われた町屋なので、新町の町屋跡が光助さんの店舗として復活したように、今回も古い町屋を残す方法としていい借り手を探したい」と話している。 （徳永）