５階の和洋室をリニューアルオープン
　丸小ホテル　モダンスタイルで集客狙う

熊本市中央区上通町の（資）丸小ホテル（小山真司社長）はこのほど、同ホテル５階の和洋室２室をリニューアルオープンした。
「モダンスタイルの客室」をコンセプトに壁の塗り替えや備品・照明器具入れ替えのほか、浴室を除く室内をバリアフリー仕様にし、集客増を狙う。フロア面積は２部屋とも約３０�u、料金は１泊２食付きで１万６千円。他の客室（洋室４部屋、和室４０部屋）も今後リニューアルを計画しており、当面は稼働率５割を目指す。
昨年３月に就任した小山社長は「リニューアル後は問い合わせが増えてきている。旅館という概念にとらわれない現代ニーズに合わせた客室づくりで、九州内外からの集客をはじめ、今後は台湾をターゲットにしたインバウンド戦略を進める」と話している。
同ホテルは１８８８（明治２１）年に丸小旅館として創業。客室４６室ほか、最大１４０人収容の宴会場や大浴場を備える。スタッフ数は２６人で年商は３億円弱。 （大島）