上水前寺１丁目にサービス付き高齢者向け住宅
　清和会　居室は６０室で月額１５万円から

水前寺とうや病院（寺本仁郎院長）などを運営する（医）清和会（熊本市中央区水前寺５丁目、東野裕司理事長）は７月２４日、同市中央区上水前寺１丁目にサービス付き高齢者向け住宅を開設した。
名称は「特定施設シルバーピアグランド通り」。場所は通称グランド通り沿いの熊本グランドホテル佳松園東側。敷地面積１０７５�u、鉄筋コンクリート造り一部７階建て、延べ床面積は３１９８�u。１階は地域交流スペースや機能訓練室、家族宿泊室、訪問介護事業所、訪問看護事業所、居宅介護支援事業所、地域健康推進室など。２〜６階は全６０室の居室フロアで、１室当たりの床面積は２１�u。すべてトイレ、洗面所、収納付きで、食堂や浴室は共用。
同施設は特定施設入居者生活介護の指定を受けており、介護保険サービスも提供できる。家賃、共益費、食費などを含めた月額費用は１５万円から。入居対象者は満６０歳以上で自立者から要支援・要介護の認定を受けた人まで。スタッフは看護師、介護福祉士、管理栄養士、相談員、機能訓練指導員など約４０人。
同会は「病院が運営母体で、協力医療機関とも緊密な連携をとった安心の住空間。入居者とご家族に満足していただけるよう心のこもったサービスを提供したい」と話している。 （東）