御幸笛田７丁目に有料老人ホームを建設
　桜十字　完成は来春

桜十字病院などを運営する（医）桜十字（熊本市南区御幸木部１丁目、西川朋希理事長）は７月２４日、同区御幸笛田７丁目に有料老人ホームの建設を始めた。来春の完成を見込んでいる。
「ホスピタルメント」の名称で展開する高齢者施設の県内３棟目。場所は県道田迎-木原線沿い、御幸小学校北側で介護付有料老人ホーム「ホスピタルメント桜十字」の南側隣接地。敷地面積は４１４４・６�u、建築面積は１８６６・９�u、鉄骨造り３階建て、延べ床面積は４２８６・９�u。総居室数は１０９室。１階は食堂、大浴場、事務室、併設型デイサービス、居室など、２階・３階は居室、共用ラウンジ、浴室などとなっている。ホスピタルメントの基本コンセプトである「にぎやかで尊厳のある暮らし」と「生活の安心・安全を支える医療サポートの充実」を軸にサービスを提供していくという。入居予約は８月以降受け付ける計画となっている。施工は大和ハウス工業�梶B
同日開いた起工式で西川理事長は「１号棟のホスピタルメントができてから４年が経った。これまで蓄えた経験と思いを詰め込み、これまで以上のサービスを目指す。お客さまはもちろん、地域にも愛される施設をつくり、施設数も増やしていきたい」とあいさつした。
同グループが手掛ける高齢者施設・ホスピタルメントは県内２棟（ホスピタルメント桜十字、同さくら西館）のほか、福岡天神にも来年春オープン予定で建設中。また、東京でも来年秋にオープンを予定している。 （柳川）