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地域産業資源活用事業計画に蒲公英の事業
 九州経済産業局 八代産トマト活用の商品開発

九州経済産業局は10月1日付で、地域産業資源活用事業計画に滑洛英(八代市長田町)の事業計画を認定した。
同社の計画は「八代産完熟トマトと植物性乳酸菌を活用した商品の開発・販路開拓」。八代市は冬春トマトの日本一の産地だが年間800トンの規格外トマトが出ているため、このトマトの有効活用として植物性乳酸菌を付加した商品「太陽がいっぱいとまとキムチの素」を開発し販路開拓するというもの。原料のトマトは地元契約農家および八代JAと連携、乳酸菌メーカーとはトマトに加える乳酸菌の独占契約を締結して事業を推進する。市販用としてはスーパーや百貨店、物産館、通販など、業務用としては漬物店、業務筋メーカーを中心に販売するという。
地域産業資源活用事業計画は、地域資源を生かし新たな事業活動に取り組む中小企業を支援するため認定するもので、認定を受けた事業者は専門家によるアドバイスなどのほか、試作品開発や販路開拓に対する補助、中小企業信用保険法の特例、政府系金融機関の低利融資による支援などが受けられる。 (佐藤奈)
週刊経済:2012年10月30日発行 No.1696

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