レンコンを使った焼酎を発売
　小田商店　自社農園のレンコンを使用

からしれんこんなど製造、販売の�鰹ｬ田商店（宇城市松橋町、小田英雄社長）は１０月、レンコンを使った焼酎を発売した。
商品名は「蓮根焼酎　れんこん」。７２０ｍｌ入りで、１５７５円。同市不知火町にある自社農園で栽培したレンコン、県産米による白麹、阿蘇の伏流水を原料にしたもの。製造は山都酒造�梶i山都町）で、１回の製造本数は８００本。減圧蒸留でレンコンの香りを生かし、辛口に仕上げたという。同地の本店とＪＲ熊本駅の「フレスタ西館」の熊本駅店で販売する。
小田社長は「日本酒に近い味わいで、くさみがなく女性でも飲みやすくなっている。今後は飲食店に向けた販売も視野に入れ、熊本の新しい特産品として広めていきたい」と話している。
同社は１９９０（平成２）年設立。資本金は３００万円。従業員数は１１人。からしれんこんの製造販売、馬刺しや蜂蜜などの販売を行う。２０１１（平成２３）年にＪＲ熊本駅のフレスタ西館に店舗をオープンした。 （中嶋智）