京都の半導体メーカー・ロームと業務提携
　村田産業ＬＥＤ事業部　ＬＥＤ技術で相互交流

半導体部品製造の�椛ｺ田産業（あさぎり町免田東、前田憲一社長）は１１月から、半導体製造のローム�梶i京都府京都市左京区、澤村諭社長）との業務提携を強化、ローム社製のＬＥＤ照明の取り扱いを開始した。
同社は２００９年にＬＥＤ事業部（島巻弘充事業部長）を創設し、昨年末から「Ｌｕｚｙ」という名称で、すべての部品を国内メーカーから調達した直管式ＬＥＤ照明を製造・販売している。ＬＥＤ照明製造に関する技術交流による品質向上と、これまで事業所向けを中心とする直管式のみだった商品構成を拡充するために提携したもの。これにより、家庭などで使われるシーリングライトやエクステリア用ライトなど直管式以外のＬＥＤ照明１２種をローム社の「ＡＧＬＥＤ（アグレッド）」ブランドで販売開始。同ブランドの商品も全部品を国内メーカーから調達しており、５年保証を付ける。
島巻弘充ＬＥＤ事業部長は「提携によってさらなる性能アップが期待できるほか、事業所以外からのニーズに応えることができる。今後もＬＥＤ事業を強化し、九州・熊本ではＬＥＤといえば村田産業と言われるようにしたい」と話している。 （宮�ｱ）