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トコジラミの早期発見を目指しモニタリングを提案
 ビルメイト ホテルや集合住宅などで被害が確認

食品工場や飲食店の衛生管理および有害生物の防除を業務とする泣rルメイト(熊本市北区武蔵ヶ丘9丁目、東田和典社長)は、近年被害が拡大しているトコジラミの早期発見を目指し、各種トラップによる定期的なモニタリングを提案している。
トコジラミは、別名「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれ、体長5〜8ミリのダニに良く似た害虫。日本人が海外に出たり、海外から日本に来る旅行者などの持ち物に付着して入ってきたものと考えられ、近年被害が拡大している。建物の床、壁、柱、じゅうたん、畳、壁紙の剥がれ目、カーテンの折り目、ベッドやマットレスの下、つなぎ目の隙間、布団、寝具類などに潜んでいるという。トコジラミは蚊などの吸血昆虫と同じように、人間の体温や吐かれた二酸化炭素を感じ夜間に動き回り、腕や足、首周りなど露出している部分を刺し、赤い噛み痕と共に激しいかゆみを生じる。
現在、ホテルや旅館などの宿泊施設や集合住宅などを中心に、一般住宅にも被害が確認されている。同社が提案しているモニタリングは、ベッドの下やマットレス、ソファーの隙間、押入れや屋根裏などに専用のトラップを仕掛け、月に1〜2回トコジラミの有無を調べるもの。同社がモニタリングの方法を指導し、自社の従業員で点検することも可能という。トコジラミの生息が確認された場合は、駆除対策を改めて提案する。
同社では、「トコジラミは短期間で施設内に広がり、そうなった場合は駆除費用も時間もかかる。ホテルでは宿泊客に被害を与え、大きなクレームに発展しているケースもある。一番大事なのは早期発見し、しかるべき対策を打つこと」と話している。 (甲木)
週刊経済:2012年12月25日発行 No.1704

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