南阿蘇村のホテルを取得しリゾート開発へ
　ドゥ．ヨネザワ企業グループ　本格稼働は年末

�潟hゥ．ヨネザワ（熊本市東区若葉１丁目）を中心とするドゥ．ヨネザワ企業グループ（米澤義一会長兼ＣＥＯ）は７月１０日、南阿蘇村河陽のホテル「ベネフィットステーション阿蘇」を取得した。
場所は通称阿蘇パノラマライン沿いで、同社のグループ企業が運営するゴルフ場「くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース」の西側。敷地面積は約３万３千�u。建物は鉄筋コンクリート造り地上３階地下２階建て。延べ床面積は５５００�u。客室は和室（４〜５人部屋）１０室、洋室シングル３６室、洋室ツイン２室。今後はグレードアップした客室や家族風呂、露天風呂を増設するなど家族向け・カップル向けに施設を充実させる。さらにレストランとバーベキューコーナーを改装し、宿泊以外の利用にも力を入れる計画で将来的にはファミリー向けの果物園なども整備していく考え。ターゲットは福岡など九州各県をメーンに関西や首都圏からも誘客を図る。客単価は一泊朝食付きで７５００円程度。９月中に施設をオープンし、オペレーションを試しながら年末をメドに本格稼働する。
同社では「グループ内の城南天然温泉旅館で培った旅館業のノウハウをベースとして、ゴルフ場とホテル一体型の��阿蘇湯の谷リゾートホテル＆ゴルフ�≠ﾆして開発を進めていきたい」と話している。
ドゥ．ヨネザワは１９９９年設立。資本金は５千万円。ドコモショップ２１店舗（熊本、福岡、佐賀、大分、宮崎）と飲食店「ダイニング伍乃４０」を運営している。近年は企業グループで輸入車ディーラー（ＫｕｍａｍｏｔｏＢＭＷ、ＭＩＮＩ熊本、メルセデス・ベンツ熊本北）やゴルフ場（くまもと城南カントリークラブ、くまもと阿蘇カントリークラブ）、ゴルフ用品店（ゴルフ・ドゥ九州）など１０法人を運営しており、事業の多角化を進めている。 （中原）