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くまもと経済最新号Latest Issue

2024年4月 Vol.514表紙
2024年4月 Vol.514
表紙の人
「熊本・東京・福岡で人事労務コンサル提供」
三浦修
(みらいパートナーズ代表社員)

特集

表紙の人 三浦修みらいパートナーズ代表社員

熊本・東京・福岡で人事労務コンサル提供

「ルートイン」、大津町に県内最大の400室
26年夏 杉水に開業、熊本市中心部も出店続く 県内新規ホテル

 新型コロナウイルス禍で落ち着いていた新たなホテルの出店が、県内で見受けられ始めた。人流回復による観光需要と、半導体世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)進出を受けたビジネス需要をにらんだもので、熊本市内だけでなく、同工場に近い大津町でも大手チェーンのホテル建設の槌音が響く。ルートインジャパン梶i東京都)は同町杉水にビジネスホテルでは県内最大となる客室数396のビジネスホテルを26年夏ごろにも出店する。同町室の国道325号沿いには鞄潔。イン(同)、大阪市の潟Xーパーホテルが新たなホテルを建設中だ。熊本市中心市街地では中央区紺屋今町に197室が4月に開業予定で、同下通2丁目には191室が25年度内にもオープンする。新規ホテルの動きを拾った。

「外国人材」採用で課題解決や市場開拓
取り込み図る任意団体発足、制度変更の波も

 医療や介護、製造、農業など多様な現場で活躍する技能実習生や特定技能などの「外国人材」。近年は人手不足などさまざまな課題に対応するほか、社内活性化や日本人社員の自己研鑽、新たな市場の開拓などさまざまな一手を担い、注目度が高まっている。また、外国人材の取り込みを図り、情報共有や相談支援に力を入れる任意団体「KUMAMOTO KURASU(クマモト クラス)」も発足するなど「産学官」の連携も進む。一方で国は技能実習制度を廃止し、一定期間後に同じ業務分野で職場を変える「転籍」も条件付きで認める新制度が設けられるなど新たな「波」も訪れ、今後は人材流出や採用の競合が懸念されている。外国人材を活用する企業の取り組み状況や外国人材を雇用・採用する県内企業の動きや近年の変化、行政の支援などを取材した。

TSMC菊陽町の「第1工場」開所
県内に「第2工場」建設 三菱電機はパワー半導体の新工場

 半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は2月24日、菊陽町原水に建設していた国内初となる第1工場の開所式を開いた。同社は県内に第2工場を建設することも発表しており、開所式の当日、経済産業省は最大7320億円を助成すると発表。年内に着工し、2027年末までに稼働させる。県内では三菱電機も菊池市泗水町に消費電力が少ない炭化ケイ素(SiC)を使ったパワー半導体を製造する計画で、3月13日に現地で新工場の地鎮祭を開いた。第1工場の開所式に出席したTSMC幹部や政府、関係者のコメントとともに、大型投資が相次ぐ半導体関連企業の動きを取材した。

インタビュー

来館者数は20%増の1700万人に
永田 史朗 JR熊本シティ社長

創立50周年、国内外で生産好調
志賀 幸光 合志技研工業社長

資料

熊本県の人口と世帯数
新設会社一覧

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