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くまもと経済最新号Latest Issue

2025年5月 Vol.527表紙
2025年5月 Vol.527
表紙の人
「地域の中小・小規模事業者支援に全力」
松村 祥史
(参議院議員)

特集

松村 祥史 参議院議員

地域の中小・小規模事業者支援に全力

上通・並木坂に分譲マンション200戸超
熊本市中心市街地再開発 “現市庁舎跡地”活用協議始動 

 熊本市中心市街地で再開発の動きが慌しくなってきた。民活では上通町や南坪井町の並木坂沿いに大手の分譲マンションの開発が相次ぐ。ミサワホーム梶i東京都)など3社は13階建て119戸を、三菱地所レジデンス梶i同)は熊本初物件の18階建て46戸を手掛けるなど一帯の総供給戸数は200戸を超え、相応の定住人口増が見込まれる。「官」も動き始めた。桜町に移転建て替え予定の熊本市新庁舎は28年度着工を想定。周辺のまちづくりプラン策定に向けた検討委員会も4月に発足し、手取本町の現庁舎利活用策を含めた議論も始まった。県は高級ホテル誘致をにらむ総合庁舎跡地(南千反畑町)の開発事業者を25年度中にも決める意向だ。地元商店街も変わる街を前向きに見つめている。再開発の周辺を取材した。

セミコン周辺に分散型サイエンスパーク
複数区域で機能分担  拠点整備へ県が推進ビジョン発表 

 熊本県は3月25日、世界的半導体メーカー台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出を踏まえ、半導体産業のさらなる集積と新たな産学官連携拠点を創出する「くまもとサイエンスパーク」の推進ビジョンを発表した。TSMCの第1工場が立地する菊陽町と合志市にまたがる工業団地「セミコンテクノパーク」周辺を中心に、必要な機能を複数の区域で分担する「分散型」パークを特徴とし、大学や研究機関、関連企業を誘致して半導体を使った新産業創出を図る。県はこのビジョンに沿ったまちづくりを進めることで、半導体の安定生産の確保による経済安全保障への貢献のみならず、地方創生の成功モデルを目指す考えだ。

インタビュー

「有機農業」を核としたまちづくりで魅力発信
坂本 靖也 山都町長

「上球磨の中心」生かし、町政をアップデート
石井 淳一 多良木町長

ふるさと納税の強化で住民福祉の充実を
太田 吉浩 南阿蘇村長

製造業の受注中心に過去最高益
平木 実 KIS社長

協会設立50年超・業界の地位向上を
内田 貴士 県測量設計コンサルタンツ協会会長

「石破政権の評価」問われる夏の決戦
伊藤 洋典 熊本大学教授

資料

県内建設業 直前の年間平均完成工事高順位

くまもと経済は毎月30日前後に発刊。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のため の情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

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