トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

水前寺のビジネスホテルを全面リニューアル
 松屋本館 総工費は2億7千万円

 旅館・ホテル運営の居シ屋本館(熊本市中央区水前寺公園、西上佳孝社長)は、同区水前寺5丁目のビジネスホテル「アネッソマツヤ」を全面リニューアルし、4月18日にオープンした。総工費は2億7千万円。
 建物は鉄骨造り7階建てで、延べ床面積2764u。「旅館のようなホテル」をコンセプトに、ターゲット層の拡大に合わせて全館リノベーションし、名称を「松屋別館」に変更した。これまでの顧客であったビジネスマンや学生、団体に加え、家族連れなどファミリー層の取り込みを目指す。部屋数は62室から10室減らし52室とし、収容人数は120人から152人に拡大した。
 1階にはフロント・ロビー、事務所、居酒屋「肥後ダイニング そろ」を設置。居酒屋は、これまでのメニューに加え、馬焼きの提供を始めたほか、バータイムも設けた。席数は掘りごたつ44席、馬焼き専用個室27席、カウンター8席の合計79席。営業時間はランチタイムが午前11時から午後2時半、ディナータイムが午後5時半から同11時まで。バータイムが午後11時から午前0時まで。2階には大浴場と宴会場の芍薬(しゃくやく)の間(洋室125u、最大72人収容)、朝顔・椿の間(和室51u、最大30人収容)を置いた。宴会場はそれぞれ間仕切りの変更が可能で、会議や宴会などの用途に対応する。3階から6階の客室は「JAPANSTYLE」をテーマに、15uのシングルルーム・スタジオツインルームや、30uのカジュアルルーム・ユニバーサルツインルーム(最大4人)、37uのスタイリッシュルーム(最大5人)を設置した。設計は大森創太郎建築事務所(熊本市中央区本荘6丁目、大森創太郎代表)、建築・施工管理は蒲D渾(同市東区御領3丁目)と漁B建プランニング(菊池郡菊陽町)で、LED照明を取り入れるなど省エネ化を図った。
 西上真理子女将は「熊本市内の旅館が減っていく中、地元旅館として人と人との結びつきをさらに大切にし、県外の観光客はもちろん、地元のお客さまにも気軽に集える場所としてお越しいただきたい。機能、人、食にこだわり、やすらぎの空間を演出し、スタッフ一同おもてなしの心で、心地よい居場所を提供していく」と話している。
 同社は1954(昭和29)年10月創業。同ホテルのほか、同区水前寺公園の「松屋本館」を運営している。(藺牟田)
週刊経済:2015年4月28日発行 No.1822

関連記事

powered by weblio


タイトル 発行
支社長に麻生芳彦福島支社営業部長が就任 キリンビールマーケティング熊本支社 4月1日付 2015年5月19日発行 No.1824
会員交流とボランティア活動を行う業者会設立  明和グループ 約130超の法人などが参加 2015年5月19日発行 No.1824
顧客行動分析ソリューションに新機能を追加  東京都の構造計画研究所 熊本でも販売 2015年5月19日発行 No.1824
売上高は10%増の7億5千万円  アスリートクラブ熊本 2期連続の黒字 2015年5月19日発行 No.1824
イオン九州、イオンモールと協定  くまもと健康支援研究所 介護予防サービスで 2015年5月19日発行 No.1824
増改築・中古住宅再生事業を開始  アイズリフォーム パナソニック製品を使用 2015年5月19日発行 No.1824
新市街にセンタープラザ店を移転  シモカワ薬局 同社初のエステルームを設置 2015年5月19日発行 No.1824
万町1丁目にお茶の専門店をオープン  お茶の三翆園 交通センタープラザから移転 2015年5月19日発行 No.1824
IT関連事業の企画立案、業務受託をスタート  デルタワークス 6月から 2015年5月19日発行 No.1824
ゆめタウン光の森店に豚丼屋がオープン  アントワークス 九州初出店 2015年5月19日発行 No.1824
熊本の経済を知るなら 月刊誌「くまもと経済」

「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから