売上高は１０・６％増の５２１億４５００万円
　平田機工　半導体生産設備や家電関連が好調

平田機工�梶i熊本本部・熊本市北区植木町、平田雄一郎社長）の２０１５年３月期連結決算は、売上高が前期比１０・６％増の５２１億４５００万円、経常利益が１８・３％増の１９億６２００万円、当期純利益は１２・６％増の９億４６００万円だった。
部門別の売上高は、自動車関連生産設備事業が主力となる北米市場向けのパワートレイン関連設備や、国内部品メーカー向け設備などの受注が増加したものの、売り上げ時期の谷間にあったため２０・４％減の１５７億１３００万円だった。半導体関連生産設備事業は、シリコンウエーハ搬送設備案件や製造受託案件などを予定通り売り上げたことから３０・７％増の１６４億２千万円。家電関連およびその他生産設備事業は、白物家電を中心に堅調に売り上げたことで５４・８％増の１２９億１６００万円だった。
２０１６年３月期の連結売上高は５・５％増の５５０億円、経常利益は１２・１％増の２２億円、当期純利益は４７・９％増の１４億円を予想している。（米村）