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総事業費は約85億円・・・・合志市竹迫土地区画整理組合

 合志市竹迫土地区画整理組合(衛藤一也理事長)は11月7日、日本たばこ産業叶シ日本原料本部東側一帯で計画している複合開発事業の造成工事の起工式を行った。開業予定は2017年11月の予定。事業費は土地代を含め約85億円。
 場所は同市合志庁舎の南側で、施行面積は12万8499u。管理運営を担当する商業コンサルタント会社の鞄本エスシーマネジメント(東京都足立区、二宮徳樹社長)を中心に6事業者が約20前後の建物(平屋〜3階建て)を建設、約30店舗の商業施設のほか、大型物産館「志来菜彩」、農家レストラン、スーパー銭湯、各種医療施設、調剤薬局、サービス付き高齢者向け住宅などを設置する。出店予定の商業施設はスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストア、100円ショップ、書店、携帯電話販売、メガネ、フラワーショップ、コンビニ、保険代理店、理美容店、クリーニング・コインランドリー、フィットネススタジオなど。施設名は合志市の志(アンビシャス)を英訳した「アンビー熊本(仮称)」。延べ床面積は約3万7千u、物販面積は約1万6千u。商業施設の売上高は約100億円。約700人の従業員を雇用する予定。駐車台数は約1600台。造成は福田組(新潟市)。
 同組合は道路などを除く敷地の約半分の売却益18億円で造成事業を実施、残りは賃貸とし、造成完了後は解散する。
 二宮日本エスシーマネジメント社長は「隣接する光の森周辺には買回り品の大型店はあるが、最寄り品の集積がなく、渋滞もするので、日常の生活で使用するものや食するもの、受けたいサービスを一堂に集め、生活の利便性を高める業態ミックスを基本コンセプトにした」と話している。また、将来構想として、建物の屋上に太陽光発電を設置、「自然エネルギーを活用する災害に強く、環境にやさしいスマートシティを目指す」という。
_くまもと経済 業界NAVI_:2016年12月28日発行 No.427

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