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最新鋭のハイブリッドUV大型印刷機を導入・・・・河田印刷

 熊本市南区近見8丁目の渇ヘ田印刷(河田啓吾社長)は4月上旬、A全判対応の最新鋭ハイブリッドUV大型印刷機を導入した。
 今回導入した大型印刷機は鰹ャ森コーポレーション(東京都墨田区吾妻橋3丁目)社製の、ニスコーター付きハイブリッドUV大型印刷機で、機種名は「LITHRON GL37」。同社製の最新鋭大型印刷機導入は熊本県内では初めてとなる。
 特徴は@インラインで印刷物を瞬時に乾燥させるため、従来の油性印刷と比較して印刷時間が飛躍的に短縮される。断裁・型抜き・折りなどの後加工もすぐに行え、入稿から納品までの期間短縮に大きな効果があるA油性印刷では必須の乾燥待ちの時間がないため、広い印刷物のストックスペースの必要がなく、多品種・少ロットで増えつつあるストックスペースの削減にもつながるB印刷する際に必要となるパウダーが不要で、粉落ちなどのトラブルを防ぐことができ、印刷物の表面がザラつかないので、後工程での表面処理もしやすくなるなど品質の向上が図られるという。
 さらにオプションとしてニスコーターを付けているため、色や光沢が従来の印刷物よりキレイにでる特徴があるとともに、印刷からニスコーティング(ニス塗り)までのワンパス印刷が可能となったC厚紙類やパッケージ類の印刷が可能などの点が挙げられる。総投資額は約1億8千万円。
 河田社長は「これまで一般印刷から製本まで業務として行ってきましたが、最新鋭の機種導入で納期短縮、品質向上に加え、従来、外注していた厚紙印刷やパッ最新鋭のハイブリッドUV大型印刷機ケージ印刷まで内製化で対応することができるようになった。今後は顧客拡大に結び付けていきたい」と話している。

_くまもと経済 業界NAVI_:2017年5月30日発行 No.432

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