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地上12階・地下1階建て駅ビルを建設・・・・JR九州

 JR九州(福岡市博多区、青柳俊彦社長)と熊本市は11月8日、同市西区春日の熊本駅ビルと白川口駅前広場の計画概要を発表した。
 熊本駅ビルのみの敷地面積は1万9千u。ビルは鉄骨造り地上12階、地下1階建てで、延べ床面積は10万7千u。商業店舗面積の3万7千uは、JR九州の駅ビルの中では博多に次いで2番目。フロア構成は地上1階から6階までが専門店、6階と7階は飲食店、7階から8階まではシネマコンプレックス、8階は結婚式場( 多目的バンケット)、9階はチャペル、9階から12階は高級宿泊型のホテル( 200室)。また地上1階から7階は「水と緑の立体庭園」を設け、滝や植物などの空間内に店舗を配置する。エントランスの真上には大屋根を設置し、上部をイベントスペースとして活用。地下1階と地上に800台収容の駐車場を設ける。商業施設の年間売上目標は200億円以上。駅ビル周辺に高層マンションの建設も計画しているという。2019年に駅ビル着工、21年の開業を目指す。
 熊本市が整備を進める駅前広場は、駅の高架化に伴い、現在の約1・7倍の1万8千uに広げ、防災機能を持ったイベントスペースとして活用する。また現在の大屋根は解体し、分散していたバス停の位置を集約、バス停まで雨に濡れない構造にするなどデザインの見直しを図る。
 大西市長は「今後まちづくり推進協議会など実施し、市民や利用者などの意見を反映させて設計を進めていきたい」、青柳社長は「年代層など限定せず、幅広い層の熊本初、九州初を含めたテナントを誘致したい。熊本がさらに元気になるような駅ビルを目指す」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年12月28日発行 No.439

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