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旧三井住友銀行熊本支店を取得・・・・カリーノ

 総合不動産賃貸業の潟Jリーノ(熊本市中央区安政町、馬場英治社長)は11月27日、同区魚屋町2丁目の旧三井住友銀行熊本支店を取得した。今後の活用をめぐっては既に数社から問い合わせを受けているが、近日中に建物診断を行った後、用途については現在の外観を維持した状態で、自社直営までも含め検討する方針。
 同支店は1934(昭和9年)に建築された築84年のギリシャ様式の建築物。鉄筋コンクリート造り、地下1階地上3階建て。敷地面積は990u、延べ床面積は1570u。三井住友銀行は、建物の老朽化のため、昨年1月に熊本支店を同区新市街に移転し、売却先を探していた。同支店には、地元の自治協議会や「熊本まちなみトラスト」、「くまもと新町古町復興プロジェクト」などが旧支店の保存を求める要望書を提出していた。
 同社では「現時点で、活用法は何も決まっていないが、社内では飲食店、宿泊施設、コンサートホールなど、様々な用途の声が聞かれる。活用法については外部からも幅広いご提案を受けながら、自社での活用も排除せず、地域の活性化につながるような活用法を考えていきたい」と話している。
 同社は持株会社潟Jリーノホールディングスのグループ会社。カリーノグループは事業ごとの13 社で構成され、カリーノのほか、アセットマネジメント事業の潟Jリーノマネージメント、プロパティマネジメント事業の潟Jリーノファシリティーズ、菓子店「シャトレーゼ」のフランチャイジー会社・潟Jリーノビジネスサポート、総合物流業の潟Gーブルなどがある。グループの社員数はパート・アルバイトまで含め1800人、売上高は2018年5月期で270億円。九州・山口エリアで約80の不動産物件を保有し、総合不動産管理業のほか飲食業、食肉加工・販売など幅広い事業を行っている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年1月30日発行 No.452

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