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山都町と同町商工会と基本協定を締結・・・・県信用保証協会

 熊本県信用保証協会(熊本市中央区南熊本4丁目、真崎伸一会長)は11月13日、山都町(梅田穰町長)と同町商工会(田辺成一会長)と中小企業支援に関する基本協定を締結した。
 山都町では12月の九州中央自動車道の山都中島西ICの開通で同町内への流入増を見込んでおり、同町内の企業の金融面でのてこ入れの一環として締結に至った。同町では事業者の設備投資などに対して助成する「山の都創造事業補助金」を運用しており、同協会による保証や専門家派遣などによって同町内での創業前後のフォローや中小企業支援に厚みを加えたい考え。協定ではほかにセミナー・講演会開催、PRなどについて連携することにしている。
 調印式では梅田町長が「町では企業誘致などにも力を入れている一方、町内企業の資金繰りがスムーズになるなどすべての産業が活性化することを期待している」、田辺同町商工会長が「IC開通を見込み、外部からの流入客の取り込みに力を入れてきた。協定によって資金面だけでなく経営的なアドバイスなども期待している」、真崎会長が「山都町は通潤橋や弊立宮をはじめ素晴らしいスポットが多く、創業前後までフォローする行政の補助事業もあるなど先駆的な取り組みをいくつも行っており、高いポテンシャルを持っている。当協会で力になれることは何でもしていきたい」と話している。  

宇城市と経営・創業支援に関する連携協定締結

 また、同協会は11月20日、宇城市(守田憲史市長)と「経営支援及び創業支援に係る業務連携・協力に関する連携協定」を締結した。
 同市では平成27年に産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、今年度からは同市小川町に創業者向けのセミナーやイベントなどの支援を行う宇城市ビジネスサポートセンターを開設。経営者塾として創業予定者や創業して間もない経営者向けのセミナーを開いている。協定では同セミナーや相談会の共同実施をはじめ、同協会の信用保証業務や資金調達に対するアドバイスなどを行い、創業準備期から創業後までを支援することにしている。
 調印式では守田市長が「宇城市では稼ぐ力を高め、良質な雇用を作り、若者の定住を図るための施策を定めている。協定を締結することで人材育成や創業資金調達など幅広い分野を経営塾で指導してもらい、中小企業の課題解決に向けた支援など、地域経済の活性化が図られることを期待している」、真崎会長が「中小企業や個人事業主が事業を始める前から一貫して支援する協会に生まれ変わろうという目標を掲げている。宇城市はビジネスサポートセンターの開設や経営塾など先進的で前向きな取り組みを行っており、協定を結ぶことができて嬉しい。最大限の支援をしていきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年1月30日発行 No.452

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