地域活性化センターと人材育成などの連携協定・・・・菊池市

　菊池市（江頭実市長）は１１月５日、同市役所で人材の交流などを通じて地方創生を支援する一般財団法人地域活性化センター（東京都中央区、椎川忍理事長）と人材育成に関する連携協定を結んだ。同センターとしては九州初の締結。
　これまで菊池市は同センターへ職員を派遣して研修を行うなどの交流を実施しており、その結果、多様な考え方ができる人材育成に効果があったとして協定を締結するに至った。これを機に両者で連携し、縦割り組織などの従来の形に刺激を与える「横串」人材の育成に力を入れ、定期的な交流会、ワークショップを通じて行政および民間の振興を目指す。同センターは全国で１１件目の協定締結。
　調印式で江頭市長は「行政、民間などあらゆる機関を横串でつなぐような人材を育成し、自立・自走型で地域振興を推進できる原動力となるよう期待している」と述べ、椎川理事長は「当センターが持つ学びの環境を活用してもらい、本来持つ力を引き出し、アクティブラーニングな職員の育成につなげたい」と話した。