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益城町の小学生との交流イベント・・・・東海大学

 東海大学熊本キャンパス(熊本市東区渡鹿、山田清志学長)は12月8日、益城町寺迫の益城中央小学校で学生プロジェクトによる小学生との交流イベントを実施した。
 同大チャレンジセンターの学生プロジェクト「先端技術コミュニティACOT」と「熊本地域プロデュースプロジェクト」が企画したもので、今回が3回目。「あそぼう!まなぼう!ふれあいフェスタ」と銘打って、科学やものづくり、スポーツを通して児童と交流した。当日は科学とものづくりを楽しく学べる「プログラミング・モノづくり教室」と確かな技術を身につけられる「スポーツ教室」の2講座を実施。プログラミング教室ではLEGOブロックの専用キットを使って行うプログラミング教室や自宅に飾れるクリスマスリースの製作、暗闇で光るスライムづくりといったプログラムがあった。一方、スポーツ教室ではサッカー、バスケット、ハンドボールの3種目で学生プロジェクトのメンバーが子どもたちを指導した。
 同大は「総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流を通して教育・研究の成果を広く社会に還元することで、よりよい地域づくりに貢献していきたい」としている。
 同大チャレンジセンターは、社会的実践力を培う場として同大が設置しているもので、学部横断的に結成された学生プロジェクトを支援している。ACOTは基盤工学部や産業工学部の学生が中心となり、太陽光発電で蓄電した電気を使って構内の桜をライトアップするなど、地域との連携を図りながらさまざまな活動を展開。熊本地域プロデュースプロジェクトは「地域の魅力を再発見、再発信」することを目的に、地域に密着して観光資源をPRすることを目標とした活動を実施している。  

企業との就職懇談会

 また同大は、11月28日、熊本市中央区のホテル日航熊本で九州地区企業懇談会を開催した。約300人が出席した。
 現4年生の採用内定のお礼と現3年生の採用のお願いを兼ねて開催するもの。当日は小野政輝・同大農学部教授が「食と健康〜健康にかかわる食用植物成分のはなし」と題して講演。懇談会では企業経営者および人事担当者と大学教職員が就職に関して意見交換した。
 小野教授は鹿児島県出身、1961年生まれ。熊本大学院薬学研究科修士課程修了後、摂南大薬学部勤務を経て93年九州東海大助教授に。2003年同大農学部教授、08年4月から現職。専門は天然物化学、生薬学、機器分析学。今回は食用植物に含まれる体調リズムの調節や疾病の予防などの機能成分について、ニンニクとタマネギ中のがん細胞増殖抑制成分やトマトに含まれる動脈硬化の予防が期待される成分の研究成果なども交え報告した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年1月30日発行 No.452

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