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安政町のカフェと県産品販売店を統合、改名へ・・・・ニューコ・ワン

 書籍販売、DVD・CDレンタル販売のニューコ・ワン梶i熊本市中央区安政町、塩原礼貴社長)は、同地の「蔦屋書店熊本三年坂」1階で運営していたカフェ「三年坂モリコーネ」と隣接する県産品販売店「ヒノマルマルシェ」を統合、「ヒノマルキッチン&マルシェ」に名称を変更し、8月8日にオープンした。
 地産地消と食材リユースの推進」をコンセプトにしていた2店舗を統合し、飲食店( キッチン)に販売所(マルシェ)を併設する一つの店舗として運営することで一体感を出しつつ、コンセプトをより強固に打ち出すのが狙い。新店舗のフロア面積は215u。キッチンは40席を設け、昼はマルシェに入荷する農家直送の県産野菜や健康にこだわった食材を使ったサラダビュッフェ(980円)ほか、セットメニューを3種類用意。平均客単価は1100円。夜は県内全45市町村の名産品や一品料理、球磨地域における全28蔵の焼酎ほか、飲み放題付きの郷土料理コース(4千円〜)などを提供、県内外や海外からの客に対し、県産品のPRと熊本食文化の発信に力を入れていきたい考え。客単価は2千〜2500円。キッチンではマルシェで取り扱う食材をふんだんに使用し、フードロスの低減に積極的に取り組んでいきたいという。一方、マルシェではこれまで同様、県産の旬の青果物ほか、それらの食材を使った弁当や総菜を中心に販売する。営業時間はキッチンが午前11時〜翌午前0時、マルシェが午前10時〜午後8時。初年度年商は1億2千万円を見込む。
 8月7日には新店舗に関係者約30人が集まり、オープンレセプションを開催。塩原社長が「これまではカフェと販売店で屋号が違ったため、消費者に運営のコンセプトが分かりにくかった。熊本食文化の発信とフードロスの低減に取り組む新しい飲食モデルを確立し、微力ながら地方創生に貢献していきたい」とあいさつした。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年10月1日発行 No.460

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