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阿蘇を事例に地域循環共生圏を考えるシンポジウム・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、原田信志学長)は9月4日、地域循環共生圏をテーマにシンポジウムを開いた。
 同大熊本創生推進機構が実施している政策フォーラムの一環。今回は「阿蘇の草原維持と都市・農村の暮らしの共生」と題して、地域循環共生圏の階層性や連関性の観点から、自然の保護と調和のとれた新しい暮らしのあり方を論考。また地域のレジエンス(復元力)を高める方策、集落・市町村レベルの復興プロセスと社会関係資本に基づく創造的復興手法の提案などの観点に関する最新の研究を紹介した。当日は一ノ瀬友博慶応大教授、ウォルフラム・マンツェンライターウィーン大教授らが講演。両教授に田中尚人熊本大准教授らを交えてパネルディスカッションがあった。

 南阿蘇村と包括的連携協定を締結

 また同大は8月30日、南阿蘇村(吉良清一村長)と熊本地震からの復興に係る包括的連携協定を締結した。
 熊本地震からの復興のため、同大が地震直後から被災現場を調査し構築してきたデータやそれに基づく研究成果、南阿蘇村が有する人材や地域資源の活用等を通して、今後の被災集落の再生、産業振興、震災教訓の伝承等の取組みを両者の緊密な連携と協力によりさらに加速させることが目的。
 また、同協定に基づく取り組みの拠点として、住民と研究者らが意見交換できる「阿蘇サイエンスカフェ」を設置し、連携して地域づくりに取り組む。カフェは、旧立野小学校の二つの教室を利用し、研究者が自然災害に関する研究成果を住民に伝える勉強会や意見交換会を定期的に開催する。
 同大は「今後は、復興に関する課題を共有し、それぞれの資源や機能などの活用を図りながら、幅広い分野で相互に協力し、南阿蘇村の震災からの復興に寄与することを目指したい」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年10月1日発行 No.460

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