輸入は前年同月比５４・１％増の８３億７００万円・・・・６月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０１９年６月の貿易概況は、輸出総額が前年比１４・５％減の３２億１千万円、輸入が同５４・１％増の８３億７００万円だった。
　輸出はそのほかの化学製品（前年同月比９７・９％増の２億１２００万円）などが増加したが、金属鉱およびくず（同５２・６％減の２億５８００万円）やゴム製品（同９８・３％減の３００万円）などが減少したことで輸出全体では２カ月連続の減少だった。
　輸入は木材及びコルク（同７２・３％減の６３００万円）などが減少したが、石炭（同全増、２３億４９００万円）や非鉄金属（同３・１倍の６億８６００万円）などが増加したことで、輸入全体では２カ月連続の増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が韓国（構成比２０・８％）、中国（同２０・８％）、アメリカ（同１１・５％）、輸入はロシア（同２２・８％）、オーストラリア（同１９・２％）、中国（同１７・５％）だった。