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本館棟西側の増築棟の完成を12月に予定・・・・国立病院機構熊本医療センター

 国立病院機構熊本医療センター(熊本市中央区二の丸、橋毅院長)が本館棟西側に建設中の5階建て増築棟は、今年12月に完成予定で、来年3月に運用を開始する。
 増築棟は、地域がん診療連携拠点病院としての拡充の必要性と、内科、救急外来機能の大幅強化をはじめ、病院全体の機能強化を目的に2016年12月から増築工事を進めていたもの。建築面積は1470u、延べ床面積は5327u。進捗(しんちょく)状況は9月現在約73%。
 増築棟は、本館棟の4階と5階のフロアーが接続する5 階建て。現在、内科・小児科の外来フロアスペースもある本館棟4階を、救急部を中心に拡充するため、内科・小児科の外来は入院支援センター、患者図書室と合わせて増築棟4階に移転する。
 また、現在本館棟4階にある外来化学療法センター、中央処置室、緩和ケアセンターを増築棟5階に移転。6階には、看護師の特定行為研修などを行うスキルアップラボセンター、研修室、宿泊室を置く。7階は多目的室のほか、展望の良さと広いスペースを生かし、80席の職員食堂と60席の患者用レストランを予定するなど、外来患者・家族へのサービス向上や職員の福利厚生充実を図る。なお、3階は売店、理容室、ボランティア室、備蓄倉庫、電気室の予定。
 同センターでは「完成後は内科や救急などの外来機能を大幅に強化でき、これまでは一時ベッドが確保できずあまり対応できなかった日帰り手術も積極的に行っていきたい」と話している。
 同センターのスタッフは医師約180人、看護士約650人、職員その他約350人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年10月30日発行 No.461

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