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福岡工場で精米HACCP認定を取得・・・・九州食糧

 米の集荷、精米業葛繽B食糧(御船町辺田見、木村光男社長)の福岡工場(福岡県太宰府市)は9月27日、国の指定認定機関である一般社団法人日本精米工業会(東京都)から精米HACCP工場として認定を受けた。
 HACCP(ハサップ)は食品の製造・加工工程で発生する可能性のある衛生・品質上の危険性を分析し、安全性確保のために監視すべき重要管理点を定め、厳格に管理・記録するシステム。同社ではHACCP認定の前提条件である一般衛生管理・品質管理・製造管理および5 S( 整理・整頓・清掃・清潔・躾=しつけ)をベースに、製造過程における体に有害な物質の除去や品質分析機による品質管理を行っている。同社によると、全国で117社、135事業所が精米HACCPの認定を受けており、九州食糧でも昨年3月に御船町の本社に隣接する御船工場が取得。九州地区において1社で複数の事業所が認定を受けた例は同社が初という。
 同社は「精米業界もHACCPの導入が増えており、求められる管理レベルは非常に高くなっている。認定を機に当社の2拠点でより一層、食の安全安心に注力し、商品の差別化や消費者からの信頼向上につなげたい」と話している。
 九州食糧は食品総合商社竃リ村(熊本市南区流通団地2丁目、木村光男社長)の100%出資子会社で2005年設立。九州管内の小売、外食向けに米を卸している。2019年4月期の売上高は53億円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年11月29日発行 No.462

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