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大津町平川に新工場を建設・・・・くまさんメディクス

 熊本酸素梶i熊本市北区下硯川町、白瀬貴美子社長)のグループ会社で半導体製造装置の設計・製造などを行う鰍ュまさんメディクス(同、白瀬嗣久社長)は、大津町に新工場を建設する。
 場所は同町平川の本田技研工業熊本製作所北側。敷地面積は2万1736u、鉄骨造り平屋建て、建築面積7178u。取引先工場構内で行っている半導体製造装置の増産要求に対応するため、製造拠点として新たに設置するもの。新工場の完成は2020年6月を予定している。  

16億5千万円を投じ半導体製造装置の工場新設

 また、同社は、菊池市旭志に半導体製造装置製造工場を建設する。投資金額は16億5千万円。2020年4月着工、同11月操業開始を予定している。
 半導体製造装置の需要増に伴う増産に対応するため新工場の建設を決めたもの。場所は川辺工業団地北側に県が整備した工業団地「菊池市テクノパーク」のB区画で、同工業団地の立地第1号となる。敷地面積は2万6561uで、鉄骨造り平屋建て、床面積は7165u。同工場では主に半導体製造の前工程で使用される枚葉式洗浄装置を製造することにしており、状況に応じてその他の製品も製造するという。従業員は地元雇用を中心に200人を新規雇用する予定。
 19年11月12日に熊本県庁で開いた県、菊池市との立地協定締結式で白瀬社長は「現在、川辺工業団地に工場を有しており、道路を挟んで向かい側という立地が決め手になった。5G(通信システム)もスタートすることから半導体製造装置の需要は今後も増えると予想している。雇用の創出などを通して地域に貢献していきたい」と話している。
 同社は1988(昭和63)年10月8日設立。資本金は9千万円。従業員数は981人。同社の製造拠点はほかに、大津町杉水の第1工場、第2工場、第3工場、プラント工場、ACC工場、一宮工場、同町岩坂の南工場、同町、平川のテクニカルセンター、菊池市旭志の旭志工場、川辺工場、同市泗水町の泗水工場などがある。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年12月27日発行 No.463

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