地域企業成長・創出などで連携強化・・・・九州経済産業局と合志市

　九州経済産業局（福岡市、塩田康一局長）と合志市（荒木義行市長）は１１月５日、地域企業の成長と創出を目的とした連携協定を締結した。
　同局は自治体と連携協力する上で、ニーズに対する柔軟な対応や人的負担の程度の把握、成果を生むための手法の構築、課題の抽出などのために連携モデルの構築を目指しており、連携強化を希望する自治体を対象とした連携モデル構築事業を開始した。その取り組みの第一弾として、合志市と手を組む。今後具体的な連携テーマや方法などを創業、農商工連携、ヘルスケアを候補に協議し決定。年に１度進め方の見直しを行う。
　荒木市長は「合志市は人口が増え、教育や福祉の予算も増加しており、『稼げる市』として経済そのものの底上げがさらに必要。同局と連携を図ることで創業や農商工連携に力を入れ、今まで以上に企業の支援を図りたい」と話している。