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オリジナル野菜レシピをホテルランチで提供・・・・宇城市

 宇城市(守田憲史市長)は11月1日から28日まで、ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(熊本市中央区)で同市が推進する「さしより野菜」を使ったオリジナルレシピによるランチメニューを提供した。
 宇城市の特産品などを使った同レシピは同ホテルと連携し、2019年3月に開発。洋食・中華のレシピ全6点のうち3点を日替わりで、ランチの1品として提供したもの。トマト・ミニトマト・ショウガといった食材は熊本宇城農業協同組合とアグリパーク豊野が提供した。提供場所は同ホテル1階のレストラン「サンシエロ」。宇城市は2018年度から食生活改善により健康増進を目指す「さしより野菜プロジェクト」に取り組んでおり、2019年3月に同ホテルと連携協定を締結し、オリジナルレシピを開発。県内各地域の料理教室などでレシピ講習を実施するなど、地域への浸透を図っている。
 同市は「今回、ランチメニューとして提供する機会を設け、オリジナルレシピを目で見て味を確認してもらい、さしより野菜のさらなる啓発につなげるのが狙い。宇城市産の野菜をふんだんに盛り込んで地元野菜を県内外にPRしつつ、消費拡大にもつなげていきたい」と話している。  

バスなどデザインのマスキングテープを販売

 また同市は11月2日、バスなどをデザインしたマスキングテープの販売を開始した。
 昨年3月、宇城市民に行ったアンケートで地域公共交通を全く利用していない人が8割を超えており、利用割合の低い18歳〜50歳代の年齢層をターゲットに関心を高めてもらうために実施。マスキングテープはバスの宣伝キャラクターやレトロバスなどの4バージョンのほか、特別バージョンとして歌手の八代亜紀さんをイメージしたキャラクター「Akiちゃん」も用意。4バージョンは産交バス松橋営業所と三角営業所で、カプセルトイとして販売。特別バージョンは産交バス「三角産交〜松橋産交線」降車時に運転士が進呈する。個数は全デザイン合わせて800個。  

博多大丸の「九州探検隊」をアンバサダーに認定

 また同市は11月7日、株資ス大丸(福岡市、香川暁子社長)が手掛ける九州活性化プロジェクト「九州探検隊」を同市のアンバサダーに認定した。
 同プロジェクトは同社が九州の全119市を3年かけて訪問し、全国でまだ知られていないモノやコト、文化を見つけ、広く紹介する取り組み。宇城市は同社の36市目の認定で、今後相互に連携しながら、宇城市の魅力を広くPRするという。認定式では守田市長や高田徹取締役、プロジェクトのメンバーらが出席した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年12月27日発行 No.463

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