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圧電センサー開発のベンチャー企業を設立・・・・熊本大学の中妻助教ら

 熊本大学大学院先端科学研究部の中妻啓助教、田邉将之助教、小林真紀子准教授が発起人となり、9月26日付で圧電センサー開発の同大発ベンチャー企業を設立した。
 社名は鰍bAST。本社は熊本市中央区黒髪2丁目の同大内。中妻助教が代表取締役に、田邉助教が取締役に就いた。
 同社の母体となった「熊本大学による圧電センサー事業化プロジェクト」は、昨年5月QB第一号ファンドを運営するQBキャピタル合同会社からプレ投資を受けて研究開発を進めていたもので、同圧電センサーが可屈曲性を生かしたフレキシブルデバイスや耐熱性を生かした高温下センシングなど、さまざまな用途への展開可能性があることを発見、今回のベンチャー企業を設立となった。QBキャピタルによる同大へのプレ投資がベンチャー企業設立につながったのは初めてで、同大の現職研究者による代表取締役就任も初のケース。
 同社は「あらゆる場所にセンサーを」をミッションに高品質かつ多様なセンサーをIoTの時代に即応した計測システムとして提供することで、より便利で安全な世界の実現に貢献していきたい」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年12月27日発行 No.463

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