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ソフト開発のアステリアとスポンサー契約・・・・女子バレーチームのフォレストリーヴズ熊本

 熊本市を本拠地として活動する女子バレーボールチーム・フォレストリーヴズ熊本(中島裕二監督)は12月21日、IT事業のアステリア梶i東京都、平野洋一郎社長)とスポンサー契約を結んだ。契約期間は同日から1年更新。
 同社および平野社長は地方創生支援、女性アスリートの地位向上などの一環として、同チームの活動に対する金銭的な支援を行うほか、IT化でチーム強化を支援する。具体的には企業を中心に1500社以上が導入しているという同社のクラウド製品「Handbook」で、チームの練習風景動画やライバルチームとの対戦成績データを監督や選手がスマホで常に共有・閲覧することで、相手チームの戦力分析などにつなげていくという。今回のスポンサー契約を機に同社はトップパートナーになり、チームの新ユニフォームの胸にはアステリアの社名が記される。
 フォレストリーヴズ熊本は九州出身者の選手で2005年に発足し、08年に現在のVリーグ2部(V2)にあたるVチャレンジリーグに昇格。18年3月に運営会社の倒産で解散したが、県内の病院や企業などの支援で新運営会社を設立し再始動、昨年10月には今年11月に開幕するV2リーグの新シーズンに出場できるライセンスの交付を受けている。
 アステリアは1998年設立、資本金は22億7534万3330円。2018年3月に東証一部上場し、同年10月にインフォテリア鰍ゥら現社名に変更した。アメリカ、中国、香港、シンガポール、イギリスにグループ子会社がある。平野社長は宇城市三角町出身の56歳。98年に同社を創業した。
 同日には中島監督、平野社長、小野泰輔熊本県副知事が出席し、熊本市中央区上通町のびぷれすイノベーションスタジオでスポンサー契約の締結式を開催。中島監督が「Vリーグ復帰1年目で優勝を目指していきたい」と決意を述べ、平野社長が「Handbookは過去に世界的な競技大会でも活用された実績があり、当社のIT技術活用によるチームの強化を通じて地域活性化に貢献していきたい」とあいさつした。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年1月30日発行 No.464

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