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有効求人倍率は1・63倍で全国平均と並ぶ・・・・4月県内求人倍率

 熊本県内の4月の有効求人倍率(季節調整値)は、1・63倍(九州1・48、全国1・63)で、前月比0・03ポイント減少した。全体で1倍を超えたのは2014年7月以来58カ月(4年10カ月)連続。九州首位は31カ月連続でストップした。正社員の有効求人倍率(原数値)は1・06倍で、前年同月比0・01ポイント減少した。1倍を超えたのは2017年7月以来22カ月(1年10カ月)連続。熊本労働局まとめ。
 4月の有効求人数は前月比3・1%減の4万1306人で、2カ月連続で減少、有効求職者数は同1%減の2万5395人で2カ月ぶりに減少した。
 新規求人数は前年同月比5%減の1万5240人で2カ月連続で減少。うち一般フルタイム求人は同7%減の9565人で2カ月連続で減少し、パート求人は同1・6%減の5675人で2カ月連続で減少。
 主要産業別では、建設業(16・9%減)、製造業(17・9%減)、運輸業・郵便業(28・4%減)、卸売業・小売業(8・2%減)、宿泊業・飲食サービス業(8・6%減)、サービス業(他に分類されないもの)(1・4%減)で減少し、医療・福祉(6・4%増)で増加した。
 一方、新規求職者は同5%減の8135人で6カ月連続の減少、うち一般フルタイムは同1・4%減の4892人で6カ月連続の減少、一般パートタイムも同4・4%減の3243人で5カ月連続減少した。
 新規常用求職者のうち在職者は同1・4%減の1316人で2カ月連続の減少、離職者は同2・5%減の6113人で5カ月連続の減少、無業者は同7・3%減の674人で6カ月連続で減少した。離職者のうち事業主都合離職者は同11・5%減の1823人で4カ月連続の減少、自己都合離職者は同0・3%増の3685人となり5カ月ぶりに増加した。
 安定所別の有効求人倍率順位(原数値)は、@熊本1・75A宇城1・64B上益城1・51B菊池1・51C阿蘇1・49D玉名1・34E球磨1・33F八代1・29F水俣1・29G天草1・13。
 九州・沖縄内の順位は、@福岡1・64A熊本1・63B大分1・57C宮崎1・50D鹿児島1・37E佐賀1・31F長崎1・26F沖縄1・18。
同局職業安定課では「4月の求人倍率は1・63と九州では首位から2番目になったものの、以前全国平均と変わらず高い求人倍率を記録している。今後も求職者や生産年齢人口の減少で人手不足が続いていくとみられる」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年6月28日発行 No.457

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