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益城町田原に投資金額14億5千万円の研究所開設・・・・東京都のアミカテラ

 環境関連製品のベンチャーである潟Aミカテラ(東京都、古賀縁社長)は今年中をめどに、益城町田原のテクノリサーチパーク内に熊本研究所を開設する。投資金額は14億5千万円。1月16日、熊本県庁で益城町と立地協定を締結した。
 研究所は鉄骨造り2階建て、延べ床面積は2971u。同社は土中で完全生分解可能な「プラントファイバーセラミック」を素材とした食器などを製造。熊本研究所では竹や食品工場から出る残りかすを原料とするストローなどを製造し、脱プラスチックで環境保護活動を推進する飲食店や食品製造企業向けに販売する。従業員は20人新規雇用する。
 同社の増田厚司会長は「現在住友商事と業務提携を進めており、販路拡大で来年、再来年に県内で第2、第3工場を立てる計画がある。製品は一般の畑でも半年程度で分解し、水中でも100%分解。植物由来なので、分解後は魚の餌になる。また既存のプラスチック製造機械を更新することなく、そのままの機械で脱プラ製品を製造できるのも特徴」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年3月2日発行 No.465

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