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本社事務所を九品寺3丁目に移転・・・・三陽

 熊本パルコが入居していたビルの所有会社・三陽梶i木下修社長)は同ビルが解体撤去工事に入るため、3月12日、本社事務所を熊本市中央区九品寺3丁目に移転した。
 新事務所は同社の所有で、事務所スペースは約109u。また、それに先立ち、12月3日に持ち株会社・三陽ホールディングス梶i同社長、資本金990万円)を設立、三陽梶i同社長、同1200万円)を、同社と4月1日に設立した三陽フードクリエイト梶i同社長、同1千万円)に分社化した。住所はいずれも同区九品寺3丁目。
 木下社長は「持ち株会社の設立日は、1938年、古庄信一、野田等、それに祖父の木下嵩の3人で設立した三陽の設立日と同じ日にこだわった。また、三陽フードクリエイト鰍ヘ三笠うどんなどの飲食事業を引き継ぐが、うどんに限らず、食の創造を進め、新たな業態も模索したい」と話している。
 同ビルは建て替え後、パルコの新業態店舗とホテルが入る複合ビルになると見られている。  

3月27日にくまもと復興応援私募債を発行

 また同社は3月27日、肥後銀行が取り扱う「くまもと復興応援私募債」を発行した。発行額は2億4千万円。
 同私募債は同行が発行額の0・2%相当額を「熊本文化財復興支援金」に寄付するもので、熊本地震で被災した熊本城や阿蘇神社をはじめとする文化財の復興・復旧に貢献するのが目的。償還期間は7年。
 同社は、1938年3月、古庄信一、野田等、木下嵩の3氏でニュース会館を創業。戦後、手取本町に新世界映画劇場を会館。71年、長崎屋を誘致し、86年には熊本パルコを開業した。2023年の完成に向け、低層階がパルコの新業態店舗、上層階にホテルが入る複合ビル計画を明らかにしている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年5月29日発行 No.468

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