輸入は前年比２・７％増の２６億２千万円・・・・２月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２０年２月の貿易概況は、輸出が前年比１１・７％減の２６億２千万円、輸入が同２・７％増の７６億４７００万円だった。
　輸出は輸送用機器（同２８・４％増の６億４千万円）などが増加したが、一般機械（同２９・６％減の３億４７００万円）などが減少したなどで輸出全体では６カ月連続の減少だった。輸入は石炭（同２２・９％減の１３億４８００万円）や粗鉱物（同９３・１％減の１７００万円）などが減少したものの、穀物および同調整品（１８・８％増の１８億１２００万円）、電気機器（同４５・７％増の５億３７００万円）などが増加したことなどで輸入全体では２カ月ぶりの増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比２７・２％）、韓国（同２０・４％）、タイ（同１３・１％）。輸入がオーストラリア（同２５・８％）、ブラジル（同１９・２％）、中国（同１５・６％）だった。