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熊本地震から4年ぶりに18ホール全面復興オープン・・・・ドゥ.ヨネザワ企業グループ

 ドゥ.ヨネザワ企業グループ(熊本市東区若葉1丁目、米澤誠CEO)が運営するくまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース(南阿蘇村河陽、永畑雄一郎総支配人)が熊本地震の被害から復旧・復興工事を終え、5月15日に再オープンした。総事業費は約10億円。
 2016年の熊本地震後、休業を余儀なくされ、4年ぶりの営業再開となった。場所は県道298号通称阿蘇公園下野線沿い草千里西側。敷地面積は82万4700u。ホール数18ホール。コースの延長6083m(6656ヤード)。建物はクラブハウスのあるメイン棟(318u)はじめ、レストラン棟(498u)、ロッカー棟(499u)、スタート棟(945u)などで構成されている。レストランは27テーブル(コロナ対策のため、現在は屋内9テーブル、屋外9テーブル)。
 今回新たに同コース名物の3番ホール「馬の背」(両側に流れる急斜面を持つ馬の背状のホール)をパー3の「馬の背グリーン」に変更し、次の4番ホールに馬の背の頂上から打つ「馬の背ティーショット」を設定。設備面では、ナビゲーション付きのタブレット端末をカートに搭載し、必要なコース情報やカート位置などを提供するほか、受付フロント横に自動チェックイン・精算機を設置した。また、レストランでの注文もタブレット端末でできるようにするなど新たな設備を導入した。営業時間は午前7時〜午後5時(季節やスタート時間によって変動)。定休日は無いが、月・金曜日は完全セルフ制。復興記念として、プレー料金は平日会員4千円など特別料金を設定(今年12月末まで)。さらに自動チェックイン機能付きの会員カードを導入し、1ラウンド(18ホール)につき1ポイント貯まり、3ポイント貯まると次回18 ホールプレーが無料となる特典も設けた。駐車場は約150台収容。スタッフ数はパートも含め32人。
 永畑総支配人は「阿蘇・南阿蘇に足を運んでいただくきっかけとなり、地域の活性化と創造的復興に貢献していきたい。360度の阿蘇のパノラマ絶景とともにリゾート感を満喫しながらプレーを楽しんでほしい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年6月29日発行 No.469

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