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医療ICTソリューション業務移管受け新会社設立・・・・プレアデス

 潟Vステムクレオの前社長・植木裕一朗氏は、病院経営支援システム「ここりんく」と「ここベンチマーク」の開発・販売・保守を行っていたシステムクレオの医療ICTソリューション事業部の業務移管を受け5月1日、新会社プレアデス鰍設立、社長に就任した。
 病院経営支援システム事業の全国展開と開発業務の効率化を図るのが狙いで、医療法人経営のコンサルティングやマネジメントAIの開発のほか、M&A支援事業の強化も図る。
 植木裕一朗社長は熊本市出身。1980年(昭和55)年5月1日生まれ、40歳。熊本高校―大阪大学経済学部卒。2006年4月総合メディカル鰍ノ入社、大阪支店、福岡本社コンサルティング事業部を経て2012年に同社を退社。同年、潟Vステムクレオに入社、福岡支店長、取締役事業統括部長などを経て昨年9月社長に就任、新会社プレアデスの設立とともに同社を退任している。家族は夫人と1男2女の5人家族。趣味は読書、ランニング、瞑想。
 プレアデスの本社は同市中央区米屋町1丁目の食糧会館ビル6階で、事務所スペースは75u。スタッフは当面、本社に7人、東京都品川区西五反田の東京事務所に1人で、経験者を中心にシステムエンジニアを順次増員していく予定。なお、同社は、グループ企業の一員として、クリニックの経営支援システム事業を九州内で展開するシステムクレオと引き続き連携を図りながら事業展開を図る。
 病院経営プラットフォームの「ここりんく」は医療法人の経営管理全般を一つのシステムにしたマネジメントシステムで、導入費用は病床規模150床の場合で初期費用650万円から、月額費用は12万円から、200床の場合、初期費用が750万円から、月額費用が14万円から。販売目標は初年度20件、5年間で150件。
 一方のヘルスケアマーケティングプラットフォームの「ここベンチマーク」は、医療法人の決算データや各種資料などのビッグデータを一つのシステムに組み込んだもので、主な販売先は医療経営管理層やコンサルタント、金融機関、リース会社、医療系メーカーなど。販売価格は1県当たり1万円。
 植木社長は「従来からのお客様にはご迷惑とならないよう、できる限り円滑に業務の引継ぎを行い、今後も、より一層の製品開発とサポートにまい進したい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年6月29日発行 No.469

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