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正社員の有効求人倍率が0・92倍に低下・・・・4月県内求人倍率

 熊本県内の4月正社員の有効求人倍率(原数値)は0・92倍で、前年同月比と0・14ポイント減少した。
 1倍を切ったのは2017年7月以来33カ月(2年9カ月)ぶり。有効求人倍率(季節調整値)は、1・32倍(九州1・18、全国1・32)で、前月より0・08ポイント減少した。九州ではトップ。全体で1倍を超えたのは2014年7月以来69カ月(5年9カ月)連続。熊本労働局まとめ。2019年度の有効求人倍率1・57と比べ今月は0・25ポイント減少し、新型コロナウイルスなどによる景気の先行きの不透明さなどにより、今後は以前までの売手市場ではなくなっていきそうだ。
 4月の有効求人数は前月比5・9%減の3万3504人で、4カ月連続の減少、有効求職者数は同0・2%減の2万5429人で3カ月連続で減少した。
新規求人数は前年同月比28・2%減の1万946人で4カ月連続で減少。うち一般フルタイム求人は同28・1%減の6881人で4カ月連続で減少し、一般パートタイム求人は同28・4%減の4065人で4カ月連続で減少した。
 主要産業別では、建設業(23・8%減)、製造業(30・9%減)、運輸業・郵便業(31・5%減)、卸売業・小売業(13・3%減)、宿泊業・飲食サービス業(53・3%減)、医療、福祉(22・4%減)、サービス業(他に分類されないもの)(34・3%減)で減少した。
 一方、新規求職申込件数は同0・4%減の6302人で2カ月連続で減少、うち一般フルタイムは同0・5%減の4053人で2カ月連続で減少、一般パートタイムは同0・2%減の2249人で2カ月連続で減少した。
 新規常用求職者のうち在職者は同10・4%減の1179人で3カ月連続の減少、離職者は同8・2%増の6616人で2カ月連続の増加、無業者は同39・3%減の409人で4カ月連続で減少した。離職者のうち事業主都合離職者は25・6%増の2290人で4カ月連続で増加、自己都合離職者は同0・1%減の3682人となり2カ月ぶりに減少した。
 安定所別の有効求人倍率順位(原数値)は@熊本1・49A水俣1・26B宇城1・19C八代1・14D菊池1・10E球磨1・05G天草1・01H阿蘇1・00I上益城0・97。
 九州・沖縄内の順位は、@熊本1・32A福岡、大分1・27C宮崎1・20D鹿児島1・15E佐賀1・13F長崎1・04G沖縄0・91。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年7月30日発行 No.470

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