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経常収益は微減の23億円で減収増益・・・・県信用組合

 熊本県信用組合(熊本市中央区紺屋今町、島田万里理事長)の2020年3月期決算は、売上高にあたる経常収益が前期比0・1%減の23億300万円、経常利益が同19・6%増の2億9300万円で減収増益だった。当期純利益は同35・7%増の2億8300万円。
 減収、増益ともに2期ぶり。預け金利息と有価証券利息配当金が減少した影響で微減となったが、ほぼ前年並みに推移した。本業のもうけを示すコア業務純益は同1・1%減の3億6千万円。自己資本比率は0・49ポイント増加し10・17%。預金の期中平均残高は1025億4400万円(同マイナス8800万円)で、期末残高は1018億5800万円(同プラス3億5400万円)。貸出金の期中平均残高は706億6800万円(同プラス5億5500万円)、期末残高は711億3500万円(同マイナス1億3800万円)となった。2021年3月期は減収減益を見込む。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年8月29日発行 No.471

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