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KUMADAIマグネシウム合金の強靭化に成功・・・・熊本大学

 熊本大学先進マグネシウム国際研究センター(熊本市中央区黒髪、河村能人センター長)は6月29日、KUMADAIマグネシウム合金の強靭(きょうじん)化に成功したと発表した。
 今回、KUMADAI急冷耐熱マグネシウム合金の製造プロセス条件と合金成分の最適化によるナノ組織制御によって、従来の航空機用高強度アルミニウム合金に匹敵する強度と最大15%程度の軽量化が可能な機械的強さを持つ軽くて強くてタフなマグネシウム合金≠新たに開発できたことから、航空機実装化を大きく前進させることにつながるとしている。
 今後は、さらに高強度化と強靭化、不燃化を図るとともに、具体的な航空機部品の試作とその評価を米国ボーイング社などの国内外の航空機メーカーと共同で進めていく予定。また、それと併行して、素材の低コスト・量産技術の開発を素材メーカーと進め、開発したマグネシウム合金の航空機実装化を推進していくことにしている。
 マグネシウム金属は、実用金属の中で最も軽く、航空機や自動車などの輸送機器の軽量化を担う環境に優しい次世代の軽量構造材料として注目されており、特に2015年に米国の連邦航空局(FAA)が、民間航空機のマグネシウム使用禁止令を解除したことから、航空機分野においてマグネシウム合金の研究開発が活発に進められている。
 同大の先進マグネシウム国際研究センターは、これまで高強度と高耐熱性と難燃性を併せ持つ「KUMADAI耐熱マグネシウム合金」を開発、基礎と応用の両面から研究を進めており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代構造部材創製・加工技術開発」プロジェクトに参加、三菱重工業鰍ニ共同で研究開発を進めてきた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年8月29日発行 No.471

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