大津町の保育園で県内初の「ＺＥＢ」認証取得・・・・エコワークス

　フェアウッド（旧新産）グループのエコワークス�梶i福岡市博多区竹丘町１丁目、小山貴史社長）は、同社が施工中の菊池郡大津町の保育園で第三者評価機関によるＢＥＬＳ評価（建築物省エネルギー性能評価制度）でＺＥＢ（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の認証を取得した。同評価制度によるＺＥＢ達成は県内初、全国で37件目となる。
　施設は、ＮＰＯこどもサポート・みんなのおうち（大津町陣内、江口竜一代表理事）保育所新築工事。建物は木造平屋建て、床面積２８０・８２�u。外壁や天井に高性能グラスウール、窓にアルミ樹脂複合サッシなど採用し外皮断熱性能を高め、壁掛けエアコン、換気（第３種換気）、高効率ＬＥＤ照明、エコキュート（給湯）などの高効率設備導入で、１次エネルギー消費量を基準値から５７％削減。大容量（１２・６kw）の太陽光発電システムを搭載し、全体で基準値から１１６％削減を達成、ＺＥＢに認証された。
　ＢＥＬＳ評価は、建築物のエネルギー消費を第三者が定められた方法で評価する国の建築物省エネルギー性能評価制度。ＺＥＢは「省エネ」と太陽光発電などの「創エネ」で、年間の１次エネルギー消費量を１００％以上削減している建物。ＺＥＢにはエネルギー消費量の削減レベルに応じて�@ＺＥＢ Ｒｅａｄｙ（ゼブ・レディ） �A Ｎｅａｒｌｙ ＺＥＢ（ニアリー・ゼブ）�BＺＥＢ（ゼブ）の３分類があり、同保育所は基準１次エネルギー消費量からの削減率１１６％を達成した最高ランクのＺＥＢ。