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新市街にソフトウエア研究開発・・・・アステリア

 拠点開設ソフトウエア開発などのアステリア梶i東京都品川区大井1丁目、平野洋一郎社長)は8月、熊本市中央区新市街にソフトウエアの研究開発拠点である「熊本R&Dセンター」を開設する。投資金額は1500万円。
 場所は新市街のオフィスビル「THE・PLACE花畑」内。フロア面積は100u。新型コロナウイルス感染拡大を受け、オフィスを分散化することでリスク回避を図る狙い。ソフトウエアの開発や保守、カスタマーサポートセンター業務を行う研究開発の拠点を開設する。将来は販売や管理部門などの機能も拡充するという。新規雇用は地元中心に10人採用。
 平野社長は「緊急事態宣言時には社員の97%が在宅で勤務するなどの実績があり、そのうち9割が生産性に変化なし、または上がったというデータがある。ニューノーマルの時代が訪れ、都市圏に集中していたオフィスを地方に展開する第1弾として、熊本を選んだ」と話している。  

7月豪雨支援で県に義援金300万円

 同社は、7月の豪雨被害支援で県に300万円を寄付した。また、被災自治体や企業・団体の復旧支援として同社製のモバイルアプリの作成ツールとモバイル向けコンテンツ管理システムを無償提供する。
 モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」は、自社業務に合わせたモバイルアプリをプログラムの知識がなくても手軽に作成できるクラウドサービス。電話や無線に代えプラティオの防災アプリを使用することで、現場に関する写真や動画、位置情報を含む報告データがクラウドに自動的に一括保存され、情報の抜けや漏れが防止でき、リアルタイムでの情報の閲覧・共有が可能となるという。無償提供期間は7月20日から来年3月末まで。申し込みは同社災害復興支援窓口。
 なお、平野アステリア社長(宇城市出身)が主宰する熊本県向けの豪雨被害復旧支援プロジェクト「STILL STANDING ‐ KUMAMOTO」でも別途500万円以上を被災地に寄付する予定。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年9月30日発行 No.472

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