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県内就職の理由は「熊本での生活に慣れている」が1位・・・・熊本商工会議所意識調査

 熊本市内の企業に今春入社した新卒者の県内就職の理由は、住み慣れた熊本で生活でき、郷土に対する愛着や実家から通える利便性を重視していることが分かった。熊本商工会議所はこのほど88社の新入社員675人を対象に就職決定までのプロセスや労働意識などのアンケート調査を実施、578人から回答を得た。
 同会議所が1995年から実施しているもので、今回で26回目。回答者の内訳は男性45・2%、女性54%で残りは無回答、学歴別には大卒・院卒が53・6%、高卒32・9%、専門・高専・短大卒12・5%など。「県内就職の理由は」という設問に対し、「熊本での生活に慣れているから」が59・9%で昨年に続きトップ、「地元に貢献したい」が35・5%、「実家から通える」が35・3%となり、昨年と順位の変動はなかった。続いて、「家族の近くで生活がしたい」、「志望企業がある」、「長男・長女である」、「遠方への転勤がなさそう」、「県外出身だが熊本で働きたい」の順番だった。  

勤務するにあたっての不安は「自分の能力・スキル」

 熊本市内の企業に今春入社した新卒者の勤務するにあたっての不安は昨年同様、「自分の能力・スキル」がトップで、仕事をうまくやっていけるか、会社での人間関係にうまく対応できるか不安に感じていることが分かった。
 熊本商工会議所はこのほど88社の新入社員675人を対象に就職決定までのプロセスや労働意識などのアンケート調査を実施、578人から回答を得た。同会議所が1995年から実施しているもので、今回で26回目。回答者の内訳は男性45・2%、女性54%で残りは無回答、学歴別には大卒・院卒が53・6%、高卒32・9%、専門・高専・短大卒12・5%など。「勤務するにあたって、どのようなことに不安がありますか」という設問に対し、「自分の能力・スキル」が77・5%で昨年に続きトップ、「会社での人間関係」が56・6%、「ビジネスのマナー・常識」が49%となり、昨年と順位の変動はなかったがそれぞれ微増した。続いて、「生活リズムの変化」、「配属・勤務先」、「残業時間の量」、「特にない」、の順番だった。  

会社に望むものは「十分な指導・教育」

 熊本市内の企業に今春入社した新卒者の会社に望むものは昨年同様「十分な指導・教育」がトップで、仕事における社員教育を望んでいることが分かった。熊本商工会議所はこのほど88社の新入社員675人を対象に就職決定までのプロセスや労働意識などのアンケート調査を実施、578人から回答を得た。
 同会議所が1995年から実施しているもので、今回で26回目。回答者の内訳は男性45・2%、女性54%で残りは無回答、学歴別には大卒・院卒が53・6%、高卒32・9%、専門・高専・短大卒12・5%など。「会社に望むことはどんなことですか」という設問に対し、「十分な教育・指導」が62・3%、「適正な労働時間・休暇の確保」が55・4%、「仕事とプライベートの区別」が38・9%で昨年から順位の変動はなかった。続いて「資格・スキル取得の支援」が32・5%と前年より4・5ポイント増加、「能力に応じた昇給・昇格」が27・9%、「定期的な昇給・昇格」が22・7%、「自主性の尊重」が11・8%の順番だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年9月30日発行 No.472

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