輸入は前年比５３・１％減の２１億４２００万円・・・・８月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２０年８月の貿易概況は、輸出が前年比５３・１％減の２１億４２００万円、輸入が同４５・３％減の６５億６５００万円だった。
　輸出はそのほかの化学製品（同４・７倍の２億１千万円）などが増加したが、輸送用機器（同８６・７％減の３億１千万円）や金属鉱およびくず（同６６・３％減の１億６千万円）などが減少したことで輸出総額は１２カ月連続の減だった。
　輸入は電気機器（同２・８倍の５２００万円）などが増加したが、石炭（同７７・６％減の９億２８００万円）や穀物および同調整品（同５０・１％減の９億９６００万円）などが減少したことで、輸入総額は２カ月ぶりの減だった。
　国別では輸出の上位３カ国が中国（構成比３６・１％）、韓国（同１５・８％）、アメリカ（同９・９％）、輸入が中国（同２８・１％）、オーストラリア（同１５・５％）、アメリカ（１５％）だった。